ストーリー
◆The Story begins... with Asylia
アシリア帝国は常に豊富な資源に恵まれ、流れる滝と緑の生い茂る大地に位置した大国。
この国の煌びやかな街は、古典美を備えた文化の輝かしい証だ。
ガーディアンと呼ばれる慈悲深い評議会が統治する、アシリア帝国は、文化的に高く発展
した国として大陸に降り注ぐ大きな太陽のごとく、世界に燦燦と輝いている。
◆... and Mokai
一方、大陸の反対側で暮らすモーカイ族。
その大地は火山により破壊され、氷と炎に包まれて、人々は冷たく厳しい生活を送っている。
アシリアのアーチ状の古典的建築とは違い、モーカイの街は、蒸気機械をその空想的町並みの
大きな動力基盤とする圧倒的機械技術の偉業で成り立つ。
その文化も哲学も、アシリア人と比べインディアン的な気質がうかがえる。
しかし、火山活動の襲来に耐えながらも、大地から消えていく資源のより公平な分配方法を編み出さねば、
モーカイ族は今後飢えに苦しみ、生き抜くすべを失うだろう。
◆襲撃の痛手
アシリアとモーカイは確かに永く分断され、敵対し隔絶してきた。
しかし、ここまで大きな戦争になったことがかつてあっただろうか。
突然の襲撃と、巧妙に組織されたモーカイ軍に目を見張るアシリアのスカイガード達。
そして、ロンにとってこのようなこのような大きな戦争でこれほどの仲間を失ったのは初めてだった。
◆襲撃の理由
アシリアのスカイガード達を港の攻防に引付けておきながら、
モーカイが大軍を率い巧妙なカタパルト配置で狙ってきたのは、
アシリアの城壁へと穀物を運ぶ食糧船だ。
やはり彼らの状況は 相当に貧窮していることは確かであるらしい。
◆モーカイ族の海上基地
闇夜。
雨と雷が鳴り響き、行く手の視界が悪くなっている。
2度のモーカイの攻撃をかわした際、ロンは仲間達と捕縛された穀物船を遠方より追跡
しモーカイの海上基地である鳥の巨大要塞へ向かう。ここを攻めて戻ってきた者はおら
ず、この要塞にまつわる様々なうわさにはきりが無い。
しかし、確かにこの基地はモーカイ軍にとって重要な内部システムがあるはずなのだ。
◆突入せよ!
この顔面要塞。アシリアの先祖と同じ顔をしているのだという。
いま戦っているこの相手は、かつては先祖と信じる神を同じくした一つの民族だったのだ。
しかし、今やアシリア帝国とその距離ははるか遠く、闇に浮かぶ要塞は不気味な城にしか見えない。
◆ブリッジにて、和平の兆し
海上要塞での戦いを受け、アシリアに届いたのはモーカイ族からの和平の申し入れだった。
環境破壊と食糧困難。永く分断され、国交も無く緊張感高まる相手アシリアに襲撃を
掛けなければならなかったほどのモーカイ族。
短期間で余りにも多くの血が流されたのも事実だがその事情を汲み、
アシリア帝国は申し入れられた和平を受け入れる形で、交渉の場につくことになる。
◆衝撃の展開
モーカイ将軍、アタ・カイが武器を置き、まさに和平への階段を上り始めたその時、
アシリア帝国上級スカイガードのローデンまさかの暗殺。全ては、最悪の結果へと転がり始める。